2021年2月16日火曜日

2/16 過渡期

 R18のエンジンガードのメッキが出来てきました。

早速取り付けます。
イイ感じです。強度も十分です。因みにエアーヘッドは25Φで、R18は
車格に合わせ32Φにしました。インディアンも32Φです。
全幅も車検証内なので問題ありません。
フェンダー、パニアーケースの塗装が終われば一応完成します。

SS50です。
エンジンを始動し回転を上げるとマフラーから大量の錆が出てきました。
SS50の部品を調べると、意外に入手できそうです。フォークブーツは
純正部品でメーカーから出てきます。マフラーはリプロがタイから
入手可、その他の部品も海外から入手できる物があります。
これならパーツリストを入手する価値大です。

ここから全バラして塗装、メッキなんてヤボな事はしません。
このまま時間を掛けて、ゆっくり楽しんで磨きます。
レストアすると、あっという間に楽しむ時間が終わってしまいます。

カブ90です。車体に付いている名盤です。
CM91型とあります。調べると、ohvエンジンのCM90にohcエンジンを載せた
新型がCM91と呼ばれるそうです。パーツリストもCM91として存在しました。
但しメーカーは、新型としての積極的な販売はしておらず、CM91の
広告宣伝、カタログ等の資料も、今の所見当たりません。
想像ですが、CM90の車体とエンジンの在庫数のアンバランスで生まれた
過渡期のモデルであったのでは無いかと思います。
チョット磨くだけでキレイになりました。
車載工具です。

バルブクリアランス調整用のシックネスゲージ、専用工具も入っています。
工具袋もキーの逃げが有り凝っています。
キーも凝っています。
孔はホンダのHマークです。
ヘッドライトケースの割れをプラリペアーで修理します。
当時はこんな便利なものは有りませんでした。
CM90の部品も海外からリプロ、デッドストックが売られているのは
驚きでした。

カブのムック本を発注しました。このCM91の事が、もう少しわかると
良いのですが・・・。












2021年2月15日月曜日

2/15 レア車

サイドカー仲間のプチ集会に参加しました。

集合時間をよく把握していなかったので、1時間前に到着してしまいました。

楽しく1時間過ごし、新東名をリミットの120km/hで走り帰りました。

VTXは120km/h走行時でも3400rpmくらいなので余裕で走ります。

SS50です。エンジンはあっけなく始動しました。

マグネット点火なのでバッテリーは無くてもエンジンは掛かりますが

回転を上げると灯火類が飛んでしまうので要注意です。バッテリーは

シールドバッテリーを手配、本日到着です。古いバッテリーに

こんなシールが貼ってありました。


前オーナーの几帳面さが分かります。

SS50の事を調べると、かなりのレア車になっているようです。
高出力、アルミシリンダー、5速ミッションとカブ系最強エンジンだった為に
モンキー、ダックスの改造用に使われてしまい、コンプリート車が
少なくなっているようです。

カブです。このカブも調べるとかなりのレア車になっているようです。

自宅の倉庫から持ってきました。

CM90みたいですがエンジンはOHCです。
本当のCM90は、C200系のOHVエンジンで、50ccと区別するために
スーパーカブCM90ではなく、スーパーは付かず只のカブCM90と
呼ばれていました。
そこでこのカブです。次世代エンジンのCS90系のOHCエンジンを
CM90の車体に積み、スーパーカブC90として販売したモデルです。
しかしこの時期に50ccモデルはOHCのC50になり、車体も変わり灯火類も
大きくなり、俗に言うおっぱいカブになっていました。
C90の車体はCM90と同じままで、C50の様なスタイルになったのは
8か月後でした。
自分のC90は、そのわずか8か月間しか作られていなかったカブでした。

このカブはサラリーマン時代に通勤でも使っていました。
しかし、車にぶつけられフロントフォークが曲がってしまい、
一時は諦めて、HA02の新車のカブを買いました。
たまたま先輩がCM90のフォークを持つており頂いて、修理完了し
復活したものです。

バレンタインデーです。Pからの今年のチョコです。

何年か前はもったいなくて冷蔵庫に入れて置いたら白化してしまいました。
それからはバリバリ食べることにしています。
来年も楽しみです。と言うか頂けるように、1年を過ごさなければいけません。
他にも義母、お客様の奥さんからも頂きました。感謝。







 

2021年2月13日土曜日

2/13 Choice

 朝ツーです。

満潮の時間でしたが、波が無く越波無しで助かりました。

R18です。エンジンの横のエンブレムが気に入らない。

そんなに1800ccを強調するのはイタダケマセン。
こんなの作りました。
悪くないが、チョットくどいかも。この文字は、セットで販売されていました。
一文字当たり10円程、安!!。
実は、新たなエンブレムの案が浮上です。こうご期待。

この台はパニアケースの位置決め用に作ったものです。
もう使わないのでバラシしました。モノ作りはひと手間かける方が
近道です。物作りは基本的に好きです。完成までのプロセスが
楽しいのです。
物作りに於いて、サラリーマン時代は品質保証の仕事をしており、
金属部品の下請け、外注工場への工程調査、指導などと、逆に自動車メーカー
へのクレーム対応で、メーカーの製造ラインに入りいろいろな見聞を得たことが、
本当に良い経験をしたと思っています。
この仕事を20年やっていなければ、現在の仕事となりメーカーさんの
サイドカー作りを担当することはなかったと思います。

サラリーマン時代は大変でしたが、とてもやりがいがあり、自分の知識も
十分に活かせました。部下も最大40名程おり、半数は女性でした。
巷で問題になっている女性との事など、25年前に当然の事として対応していました。
自分で言うのも変ですが、人気者でバレンタインの日はチョコレートを
沢山頂きました。(過去の栄光です)

では、なぜ安定したサラリーマンを辞めこの道を選んだのでしょうか?
Choiceです。何時かの夢をつかむのは今だと判断したのです。

先日もPと話したのですが、定年まで待たずにこの道に入ったのは、
結果として大正解でした。
多くのお客様、友人、知人、業界の人たちとの人脈を得たことが、かけがえの
ない事となりました。これが、今が楽しいと思える根本にあります。

脱サラの起業後の存続率は1年後40%、5後は15%、10年後は6%だそうです。
早いもので、もう28年も経ちました。
チョット語ってしまいました。

箸休めのSS50です。プラグからスパークしています。となるとエンジンを
掛けたくなりました。

キャブレターも比較的状態は良さそうです。
本日エキゾーストノートは聞けるでしょうか?









2021年2月9日火曜日

2/9 失敗

何時ものミーティングにR60/2で参加です。




R60/2は、先月車検は取得したものの調子がイマイチでした。
修理しなければと思いつつ、手を付けたのが、このミーティングの前日でした。
キャブレターの修理が必要でしたが、とりあえず、もう一台のレストア中の
R60/2のキャブレターを使いました。
快調です。61年前の車両です。エンジンとの会話を楽しむことができました。

キャブレターの修理で難儀していたのはエアースクリューの硬さです。
リタップしようにも一般的なネジサイズではありません。ネジのサイズは
M7×P0.75です。今回だけの使用になるかもしれませんが、
タップとダイスのセットで入手しました。
完全な修理は後日に後回しです。因みにキャブレターの新品も
一個10万円出せば入手できます。

R18のパニアー、フェンダーを塗装に出しました。

これで大きな改造は終わり、リフトを空けることができます。
外注に出したメッキと塗装が出来上がるのは、来月になりそうです。

今、ハマっているエンブレム作りです。今回はホワイトメタルで鋳造です。
とりあえず材料を手配しやってみます。
失敗です。
湯の温度の低下が早く、型に上手く流れ込んでいません。
鋳込む前に、型の温度を上げておけば何とかなりそうです。
ホワイトメタルは失敗しても、溶かして再使用ができるのと、
融点が低いので、すぐ型から取り出せ結果が分かります。
せっかちな自分にはピッタリです。




 

2021年2月7日日曜日

2/7 4作目

R18のフロントフェンダーです。 探傷試験をしましたが、症状が見られない

厚く塗られた塗装部が心配になり塗装を全剥離しました。

やはりクラックが隠れていました。


全て修理出来ました。
パニアケースの改造を進めます。
前回ウインカーの逃げを加工した時に気になっていたことが有りました。
サンディングしている時に、触感で左右の形状が違うようです。
下から左右を比べます。

形状が違います。干渉部分は有りませんので、なぜ形状が違うのか
理由は分かりません。作製ミス?。

修正も必要でした。トリムが嵌る端面の厚さが均一ではありません。
厚さをすべて3mm程度に合わせます。リューターで削るのですが
当然ながらものすごい粉塵です。FRPの加工エリアが有るので工場全部が
埃になる事は有りませんが、自分は・・・・。

スクリーンも取り付けました。VTX用にアメリカから取り寄せたものですが
イマイチなのでお蔵入りになっていた物です。
取り付けのステーにエンブレムです。
型取り4作目です。楽しんでいます。

シュミットの改造も終わりました。
フロントが良くなると新たな不具合が露呈します。また別の所の改善をしなければ
行けません。これが楽しい。













2021年2月1日月曜日

2/1 メグロK3

朝ツーです。

         

走行中、シュミットのハンドリング改善のアイディアが浮かんできます。

この20数年間の仕事での経験値が生かせそうです。

 R18です。フロントフェンダーのクラックを検査します。


このフェンダーは事故車の物でクラックが入っています。

形状の確認用のつもりでしたが新たに発注すると時間が掛かるので

修理できそうであれは、使う予定です。カラーチェックです。

塗装を剥がし、リューターでクラックの部分を削ります。

クラックは見た目以上に広い範囲にありますので、手を抜かず
この様に修理しないと、塗装が割れてきてしまいます。

メグロK3です。実は10日ほど前にディーラーから入ったとの連絡があり
見に行ってきました。発売日は本日2/1なのでご紹介します。


よく出来ています。エストレヤの様に、なんとなくメグロに似ているどころでは
有りません。まんまメグロです。
潔く作ったと感心しましたが、何か流行りと言うか、よく言えば温故知新、
本当の所はライダーの高齢化で、おじさんウケするオートバイの方が
売れるのかとも思います。R18然り。