2024年9月12日木曜日

9/12 文献

 朝ツーです。

最近手に入れたお気に入りのヘルメットです。
1960年代のスタイルです。安全性はチョット心配ですが。

ハーレーのセッティングも完了しました。
直進安定性はバッチリです。

まだ素人の時代にセッティングの文献に疑問を持ち試行錯誤でセッティング
を探りました。その数値が現在の基準となり、右カー、左カー、車両重量、トレッド
リードの違いにより補正をして現在に至ります。また専用リフトでの作業により
繰り返し精度が上がり正確な数値でセッティングが出来るようになりました。
よく文献にある様にタイヤに定規を当ててトーインを測る様になっていますが
繰り返し精度はほとんどありません。
ちなみにワトソニアン社は自分のセッティングの方法を教えてあげても
今だにこの方法でセッティングを行っています。
セッティングに於いてサスペンションの改造は欠かせません。
2割硬くすると言われますが車両重量、乗車位置、ドライバーの体格、トレッド、
使用条件で大きく変わります。5割硬くする場合も普通にあります。
硬くした場合も1Gかかった時の沈み込みが少なくなるので、その分自由長
の短かいサスペンションが必要になるのです。

ロイヤルスターも修理完了です。

次なる仕事もスタンバイです。

チョットブレイクです。R75/5の車幅灯が明る過ぎます。
分解します。変わったシビエの光源で4.6A流れています。
R75/5は元々240Wの発電機でクランクシャフトにローターが直結なので
低速時の発電容量が少ないのです。省エネにしますが今どきのLEDは
使いたくないのです。光源をT10の10Wのタングステン電球に変えます。
1Aでも十分明るいのです。
実は車幅灯は5W以上30W以下という保安基準があります。
元々ついていた光源は4.6Aと言う事は55Wの電球で基準に適合して
いなかったのです。ライトスイッチと連動なので車幅灯になりますが
中間スイッチを付ければ補助前照灯となり保安基準適合になります。

このライトにT10の光源を入れるのはかなり大変でした。

また発電機ネタです。前から欲しかったホンダの初期の発電機です。
E300が欲しかったのですが今回見つけたのはEM300というモデルです。

 
程度は極上で純正工具も付いていました。50年近くこの状態を維持していたことが
奇跡です。
E300は1965年に作られた発電機で携帯型発電機の草分け的なものでした。
15年間で50万台も作られ世界に輸出もされました。
EM300は消音効果を高めた改良品で1973年に追加販売されたものです。
3年ほど前に未使用の箱入りがオークションに出品されたのですが
新品より高くなり惨敗しました。
Pも呆れていますが小遣いで楽しんでいるので良しとしてもらっています。

実はE300Ⅱと言う程度の悪い発電機も所有している。
これは30年位前にフリマで1000円で購入したもので今回調べたら
レアなものかもしれません。








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