2019年4月30日火曜日

4/30 バルブリセッション

R100CSです。休み中に組み上げる予定が半日で
組んでしまいました。















エンジンはあっけ無く始動しました。
問題発生です。プッシュロッドチューブの下端からの
オイル漏れです。















潔く腰上のオーバーホールです。
よく行う作業なので、部品1セットはストックしてあるのですが
昨年のアメリカツーリング前に使ってしまい、ありません。
出来るところまで作業を進めます。
整備性の良い車両です。あっという間に分解です。
















カーボン落としはアルカリの塗装剥離剤を使います。
















剥離剤でここまできれいになります。
















後はアルカリ洗剤、ブラシで汚れを落とします。
















バルブを仕上げます。
















この当時の車両は有鉛ハイオク仕様です。有鉛ガソリンが無くなった時

無鉛ガソリン用のバルブシートに打ち換えた人が大勢いましたが
この車両は、そのままにしました。
バルブリセッションが起きた時に修理すれば良いと思ったからです。
結果はご覧のとおりダメージはありませんでした。

リークチェックをして気密を確認します。
















当然漏れはありませんでした。
















シリンダー、ヘッドの汚れ落としはブラッシングだけにしました。

ブラストするとキレイになりすぎてしまいます。
35年経っている風合いも必要なのです。


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