朝ツーです。
日曜日の朝は寒かった。
メグロは3年間のディーラー無料点検が付いているので、ちょっと早いのですが
2年目の点検をお願いしました。オイルとエレメント交換も無料です。
ウインチです。不動のサイドカーをトラックに引き上げるのに使っています。
2台目で20年使っています。初代はこのウインチです。500kg以下の車両なら引き上げられるのですが、メガゼウス、GLなどのヘビー級には対応できませんでした。
現在使っているウインチはけん引力は倍あり小型のものです。
今なら中国製の安価なウインチはたくさん出回っていますが、当時はアメリカ製
一択でした。当時はインターネットも無く情報は紙媒体のみなので探すのも
大変で、支払いは銀行送金のみでした。
したがって海外から物を買うのが、今と比べてチョー大変な時代でした。
20年間、問題なく作動しているのですが最近チョット音が気になります。
点検するとプラネタリーギアーのバックラッシュが大きくなっています。
と思い2台買っておいたのです。
トラック用に改造します。まずはワイヤーを必要な寸法だけに短くします。
巻き取り半径が小さいほどパワーがあるのです。約半分切りました。
切り取ったワイヤーはスペアー用に取っておきます。
ワイヤーエンドは、ほつれないように溶接しておきます。
台と配線の改造をします。
リモコンスイッチも材料があったので作ります。
右が新しいリモコンスイッチです。なんで有線にするかというといつでも使えるからです。無線にした場合電池の心配があり、いざと言う時に
電池切れで使えないと言う事になりかねません。
取り付けて動作チェックです。
これで安心して対応できます。因みに今まで使っていたものは予備ウインチとして常時車載しています。今までの車載していた予備ウインチです。
このウインチはシュミットのバックモーター用のサンプルに買った物です。結局バックモーターは専用設計でイギリスのメーカーに作ってもらいました。
継続車検です。
フロントフォークはWaspです。20年前に組んだ車両ですが、キットなのでそのまま組んだところオーバーステアーで安定性なし。トレールを測定すると0以下でした。
トレールが調整できないのでスイングアームを加工し寸法を出しました。
Waspのフォークピボットは砲金のブッシュなのでグリスアップは
欠かせません。フローティングされたキャリパーサポートの可動部分は
鉄+鉄なのでここも分解してグリスを塗布しなければいけません。
ロード用のアールズフォークには、ゴムブッシュとオイレスブッシュを
使うのがベストだと思います。
完成です。
治具なしで作ったので精度が出ずトレール量は0以下で安定性が無くオーバーステアーでした。この経験があったのでWaspのフォークの
問題もすぐに分かりました。失敗も経験として大切です。
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