2021年2月26日金曜日

2/26 野暮

 朝ツーです。

8℃なので、グリップヒーターの無い100CSでも防寒グローブのみでOKです。
この後、R50/5に乗り換えて浜松のBMWのディーラーまで行き、R18のACC電源に
ついての情報収集です。現行車は規定以上の電流が流れると異常信号が出て
しまうものが有るからです。BMWは特にヤバイ。
リレーを入れて別回路で組みました。リレーはETCをパニアケースに移設
するので、その空きスペースに入れました。

R60/2です。12Vのオルタネーターに改造している時に、チョンボして
ボルテージレギュレーターを壊しました。
今は快調ですが、今度はフロントハブのガタが気になります。
テーパーローラーベアリングの調整をします。
リテーナーの締め付けは専用工具が必要です。
古い車両の整備は、故障のモグラたたきです。
R60/2は1960年製なので61年もたっています。自分が5歳の時・・・・。

エンブレムです。完成度が高まりました。

R18のパニアケースの塗装が遅れています。仕事も忙しいので急ぎません。
R18に取り付け予定の、マッドフラップが届きました。
俗に言う、たれゴムです。

今となれば、そんなに実用性がある部品でもありませんが、その野暮ったさが
自分の感性には必要なのです。








2021年2月22日月曜日

2/22 段差加工

 朝ツーです。日の出も早くなりました。

SS50です。フォークブーツを交換しました。
これでポンコツ感が更になくなりました。この時にハンドルを外します。
ハンドルクランプを確認、方向性のマークが有りません。
段差加工のクランプは必ずマークが有ります。GB250のクランプです。
ポンチマークが有ります。
SS50のクランプを確認します。
段差加工がしてあります。指で押さえている側で固定し、反対側で
締めこんでいきます。
レバークランプの方向性も同じ理由です。
締める順番を間違えると、ボルトと雌ネジの芯がズレてしまうので
雌ネジが摩耗してしまいます。
メーカーによっては、段差加工はしてない方式の物もあるので要注意です。

チェーンも交換しました。

勿論、スタンダードチェーンです。当時はシールチェーンもゴールドチェーン
もありません。価格はDIDで1100円、輸入品なら500円でありました。
チェーンは間違いが無いDIDを使います。
とりあえずSS50のお楽しみは終了、リフトから降ろします。

自宅から箸休めの車両を、また持ってきてしまいました。
行灯のC50とカモメのC90です。C90はセル付きです。
これから仕事がチョー忙しくなってきます。すでに継続車検で3台入っています。
今週、修理が1台、来週は継続車検が更に1台、4月までに3台です。
その時の箸休めに、楽しもうかと思っています。

BMWのキャブレターです。BINGの新品は1個10万円せば手に入ります。
いくら道楽でもキャブレターに20万は出す気が有りません。
代用品になりそうなキャブレター見つけました。
取り付けも違うし、ポン付けはとてもできません。
道楽なので、あえていばらの道を進んでみます。
安物買いの銭失い・・・・・・いや、やってみなけれは結果は出ません。
と言うか、そのプロセスが楽しいのです。










2021年2月19日金曜日

2/19 激安

 R18エンジンサイドのエンブレム2作目です。

エアーヘッドのスターターモーターカバーを加工します。

このカバー、シンメトリーではありませんでした。裏側の形状が違いました。
R18の形状に合わせて加工、塗装の為に文字をマスキングします。
この様な作業にはデザインナイフが役立ちます。
塗装して取り付けます。
シンプルでGoodです。エンブレムを比べてみました。
何かアイディアが湧いたら、次も有るかもです。

SS50の部品が来ました。タイヤ、チューブ、フォークブーツ、ミラーです。
当時の形状のミラーです。CM91用と2セット買いました。2本組で1600円です。
フォークブーツは1本1400円、タイヤ1700円とすべて激安です。
フォークブーツは当時と同じ品番で純正部品としてメーカーから出てきます。
本田宗一郎さんが亡くなってからは、古い車両の部品の供給が悪くなり、
大変な思いをしたので、この状況に驚きました。

仕事の箸休めにチョット作業します。
ライトステーです。
ケミカルで処理します。
シルバーの塗料をウエスに付け擦りこみます。
リプロも入手できますが、磨きに拘ります。

CM91にミラーを取りしけました。
本日の箸休めはこれまでです。

カブのムック本が来ました。
記載されていたのはこれだけです。

ネットで調べても、良くわからない車両という事が分かりました。
















2021年2月16日火曜日

2/16 過渡期

 R18のエンジンガードのメッキが出来てきました。

早速取り付けます。
イイ感じです。強度も十分です。因みにエアーヘッドは25Φで、R18は
車格に合わせ32Φにしました。インディアンも32Φです。
全幅も車検証内なので問題ありません。
フェンダー、パニアーケースの塗装が終われば一応完成します。

SS50です。
エンジンを始動し回転を上げるとマフラーから大量の錆が出てきました。
SS50の部品を調べると、意外に入手できそうです。フォークブーツは
純正部品でメーカーから出てきます。マフラーはリプロがタイから
入手可、その他の部品も海外から入手できる物があります。
これならパーツリストを入手する価値大です。

ここから全バラして塗装、メッキなんてヤボな事はしません。
このまま時間を掛けて、ゆっくり楽しんで磨きます。
レストアすると、あっという間に楽しむ時間が終わってしまいます。

カブ90です。車体に付いている名盤です。
CM91型とあります。調べると、ohvエンジンのCM90にohcエンジンを載せた
新型がCM91と呼ばれるそうです。パーツリストもCM91として存在しました。
但しメーカーは、新型としての積極的な販売はしておらず、CM91の
広告宣伝、カタログ等の資料も、今の所見当たりません。
想像ですが、CM90の車体とエンジンの在庫数のアンバランスで生まれた
過渡期のモデルであったのでは無いかと思います。
チョット磨くだけでキレイになりました。
車載工具です。

バルブクリアランス調整用のシックネスゲージ、専用工具も入っています。
工具袋もキーの逃げが有り凝っています。
キーも凝っています。
孔はホンダのHマークです。
ヘッドライトケースの割れをプラリペアーで修理します。
当時はこんな便利なものは有りませんでした。
CM90の部品も海外からリプロ、デッドストックが売られているのは
驚きでした。

カブのムック本を発注しました。このCM91の事が、もう少しわかると
良いのですが・・・。












2021年2月15日月曜日

2/15 レア車

サイドカー仲間のプチ集会に参加しました。

集合時間をよく把握していなかったので、1時間前に到着してしまいました。

楽しく1時間過ごし、新東名をリミットの120km/hで走り帰りました。

VTXは120km/h走行時でも3400rpmくらいなので余裕で走ります。

SS50です。エンジンはあっけなく始動しました。

マグネット点火なのでバッテリーは無くてもエンジンは掛かりますが

回転を上げると灯火類が飛んでしまうので要注意です。バッテリーは

シールドバッテリーを手配、本日到着です。古いバッテリーに

こんなシールが貼ってありました。


前オーナーの几帳面さが分かります。

SS50の事を調べると、かなりのレア車になっているようです。
高出力、アルミシリンダー、5速ミッションとカブ系最強エンジンだった為に
モンキー、ダックスの改造用に使われてしまい、コンプリート車が
少なくなっているようです。

カブです。このカブも調べるとかなりのレア車になっているようです。

自宅の倉庫から持ってきました。

CM90みたいですがエンジンはOHCです。
本当のCM90は、C200系のOHVエンジンで、50ccと区別するために
スーパーカブCM90ではなく、スーパーは付かず只のカブCM90と
呼ばれていました。
そこでこのカブです。次世代エンジンのCS90系のOHCエンジンを
CM90の車体に積み、スーパーカブC90として販売したモデルです。
しかしこの時期に50ccモデルはOHCのC50になり、車体も変わり灯火類も
大きくなり、俗に言うおっぱいカブになっていました。
C90の車体はCM90と同じままで、C50の様なスタイルになったのは
8か月後でした。
自分のC90は、そのわずか8か月間しか作られていなかったカブでした。

このカブはサラリーマン時代に通勤でも使っていました。
しかし、車にぶつけられフロントフォークが曲がってしまい、
一時は諦めて、HA02の新車のカブを買いました。
たまたま先輩がCM90のフォークを持つており頂いて、修理完了し
復活したものです。

バレンタインデーです。Pからの今年のチョコです。

何年か前はもったいなくて冷蔵庫に入れて置いたら白化してしまいました。
それからはバリバリ食べることにしています。
来年も楽しみです。と言うか頂けるように、1年を過ごさなければいけません。
他にも義母、お客様の奥さんからも頂きました。感謝。







 

2021年2月13日土曜日

2/13 Choice

 朝ツーです。

満潮の時間でしたが、波が無く越波無しで助かりました。

R18です。エンジンの横のエンブレムが気に入らない。

そんなに1800ccを強調するのはイタダケマセン。
こんなの作りました。
悪くないが、チョットくどいかも。この文字は、セットで販売されていました。
一文字当たり10円程、安!!。
実は、新たなエンブレムの案が浮上です。こうご期待。

この台はパニアケースの位置決め用に作ったものです。
もう使わないのでバラシしました。モノ作りはひと手間かける方が
近道です。物作りは基本的に好きです。完成までのプロセスが
楽しいのです。
物作りに於いて、サラリーマン時代は品質保証の仕事をしており、
金属部品の下請け、外注工場への工程調査、指導などと、逆に自動車メーカー
へのクレーム対応で、メーカーの製造ラインに入りいろいろな見聞を得たことが、
本当に良い経験をしたと思っています。
この仕事を20年やっていなければ、現在の仕事となりメーカーさんの
サイドカー作りを担当することはなかったと思います。

サラリーマン時代は大変でしたが、とてもやりがいがあり、自分の知識も
十分に活かせました。部下も最大40名程おり、半数は女性でした。
巷で問題になっている女性との事など、25年前に当然の事として対応していました。
自分で言うのも変ですが、人気者でバレンタインの日はチョコレートを
沢山頂きました。(過去の栄光です)

では、なぜ安定したサラリーマンを辞めこの道を選んだのでしょうか?
Choiceです。何時かの夢をつかむのは今だと判断したのです。

先日もPと話したのですが、定年まで待たずにこの道に入ったのは、
結果として大正解でした。
多くのお客様、友人、知人、業界の人たちとの人脈を得たことが、かけがえの
ない事となりました。これが、今が楽しいと思える根本にあります。

脱サラの起業後の存続率は1年後40%、5後は15%、10年後は6%だそうです。
早いもので、もう28年も経ちました。
チョット語ってしまいました。

箸休めのSS50です。プラグからスパークしています。となるとエンジンを
掛けたくなりました。

キャブレターも比較的状態は良さそうです。
本日エキゾーストノートは聞けるでしょうか?